シャノワールのあったロシュシュアール大通り84番地
  
                                       


黒猫で有名な『シャノワール  』について、さらに掘り下げてみたくなりまして、、、、 http://koumikami.exblog.jp/19062893/より

>パリに行ったことのある人は、お土産屋で奇抜な黒猫の描かれたポスターを見たことがあるかもしれません。
>これはシャノワール(黒猫)という、かつてパリに存在したキャバレーのポスターです。
    見ていないので、、、、みてみたいです。


>現在モンマルトルにあるシャノワール(オリジナルとは別のお店)
     モンマルトルの丘にはよくいきましたが、お店には気づきませんでした。

>シャノワールは19世紀の1882年にできたフランス初のキャバレーでした。 >当時芸術の中心地でボヘミアン地区であったモンマルトルに  オープン。
>店の名前は当時ボードレールの翻訳で人気のあったエドガー・アラン・ポーの小説「黒猫」(Chat Noir)にちなんでつけられました。
     やっぱり、、、ポーの『黒猫』は、仏語本、翻訳本持っています。江戸川乱歩の本も読んだ記憶があります。戸川雅子も、、、
>最初のシャノワールを作ったのはボヘミアンで作家と交流のあったロドルフ・サリス(Rodolphe Salis)。
>彼はジャーナリストであるエミール・グドー(Emile Goudeau)とともに
>作家や画家のエスプリあふれる会話を見世物とする新しい文化的な酒場を思いつきました。

>を実行に移すため、サリスは酒場用の貸店があったロシュシュアール大通り84番地に店を構えます。(現在お店はありません)

>お店のポスターは画家スタンラン(Theophile Steinlen)に依頼しました。
>そのイラストは有名になり、今でもパリを観光すると必ずどこかで見かけるほど。
>姿勢のいい黒猫のイラストは一度見たら忘れられませんよね。
>文学的な香りの漂うシャノワールは多くの作家や芸術家が通い、
>その中にはネルヴァルやハイネもいました。

>その後人気になったシャノワールにはいわゆるゴロツキが出入りするようになり、
>それを嫌った経営者のサリスは店を閉めてしまいます。
>そして、閑静なラヴァル通り(現在のヴィクトール・マセ通り)に
>新しいシャノワールを開店しました。

2代目シャノワールのあったヴィクトール・マセ通り12番地

閉店後のシャノワールのあった場所には、そこで歌っていた歌手アリスティッド・ブリュアンにより新たなカフェ・コンセール「ル・ミルリトン」がオープンします。
こちらは下層社会による上流階級への痛烈な批判をシャンソンで歌い、
それが逆に上流階級のお客たちに人気となりました。
背徳的な客のいる店内で、普段は嗅ぐことのできない危険な香りが
日常に退屈していたブルジョワジーのお客を刺激したようです。

現在、クリシー大通り68番地(68 Boulevard de Clichy)には
シャノワールという同じ名前御カフェがあります。
元祖のシャノワールとは別の店ですが、
1950年台にエディット・ピアフが「愛の賛歌」を歌った場所として有名です。


新しいシャノワール(クリシー大通り68番地)

カフェの左隣には赤と黒を基調とした斬新な色合いのシャノワール・デザイン・ホテルがあります。内装も黒猫のイラストを使っていて可愛らしくオシャレなデザイン。


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